スーパースターへの道 in カンボジア

『星』に手を伸ばせ!!たとえ届かなくても in カンボジア

オカマ犬“さそり”が見つめる、スーパースターを目指すカンボジアの若者たちの青春

リンの復活

今月末で、およそ二年にわたりポラリックスのマネージャーを務めてくれたボリャさんが、退職します。

家族の仕事を手伝うことになったそうです。

 

ボリャさんとも、本当に色々ありました。

私と夫は、ボリャさんの指導方針で何度もケンカしてきました。

 

私も含めて誰でもそうですが、ボリャさんにも、弱い面、ズルをしてしまう面がたくさんあって、それに何度もぶち当たってきました。

 

ボリャさんも、ティーと同様

(ボリャさんとティーも、本当によくぶつかってたなぁ。。。^^;)

私たちと一緒に成長する季節は過ぎ

これからまた新しい世界に羽ばたくタイミングが来たのだと思います。

 

たくさん失敗して、たくさん勉強して、本当の意味で幸せな女性になって欲しい

 

ボリャさんが居なくなってしまう事を誰より寂しがっているのは、サソリでしょう。

 

ボリャさんとサソリの友情は本当に面白くて

最初はお互いに見下し合っていたのに

今では、ボリャさんはサソリにシャワーできる仲になりました。

(サソリは、認めた相手にしか身体を洗わせない、生意気な犬なんです)

 

サソリは、ボリャさんに抱かれると変な顔で笑います(笑)

 

 

 

ボリャさん退職と同時に

ミッキーもオーストラリアへ戻ります。

昨年1月、オーストラリアに戻ったミッキー。23年は会えないと思っていたけれど、昨年末に突然、カンボジアに戻ってきました。

 

その頃、とても苦しい状況にいた私たちにとって、ミッキーの帰還は本当に嬉しく

私も夫も、ついミッキーに甘えてしまった。

ミッキーがまだポラリックスたち同様に若く子供で

なぜ、オーストラリアからカンボジアに無理矢理やって来たのか、

その本当の意味に気づくのに時間がかかってしまいました。

そして!ビックリおめでたい、スピード婚約!

これから、ミッキー自身が作っていく家族のためにも

ミッキーはオーストラリアに戻るべきなのです。

今のうちにたくさん失敗して、たくさん挑戦しておくべきなのです。

 

 

そんなワケで、昨日はボリャさんとミッキーのお別れパーティーをしました!

昔より、だいぶ人数は減ったけれど

良いパーティーでした。

 

 

パーティーの後

 

私と夫に、ある出来事が待っていました。

 

実はパーティーの前日

リンから

「話したいことがある」

と言われました。

 

あーあー、またかぁ

今度はなんだろうなぁ

 

だいたい、リンの

「話したいことがある」

はマイナスなことが多くて

叱らなきゃいけなかったりするんで

私は本当に「やだなー」と思っていました。

 

 

パーティーが終わり、リンだけ、私たちの部屋に残りました。

 

リンは、息を乱しながら

こんなような事を言いました。

 

「俺は。。。

この数ヶ月の自分自身が許せない。

自分に問題があることにイラついて

文句ばかり言って、みんなに当たってばかりいて

それでいて、自分で何もしようとしなかった。

本当に、言葉も見つからないくらい、俺は自分を許せない。

でも、そんな俺を。。。

見守ってくれて。。。

何て言えばいいか。。。

俺は、CSAが無かったら

本当にダメになっていた。。。

俺の。。。2番目の家族だ

俺の宝物だ。。。

どうか、俺を許して欲しい!!!」

 

リンはワーと泣いて、なんと土下座をしたのです。

 

 

私も夫も、リンの言葉を聞きながら涙が止まらず

リンが土下座をした時にはビックリで

「こらこら!!!」

と慌ててしまいました。

 

リンは細いのですがマッチョなので重く

2人がかりで何とかリンを起こして

するとリンは子供のように泣きじゃくりながら

私にギューと抱きついてきました。

 

私は、サソリを褒める時と同じように

「よーしよし、いい子だねぇ

リンはいい子、いい子だねぇ」

と、泣きながらリンの頭を撫でました(笑)

 

大きな子供だなぁ

愛しいなぁ

 

ふと

子供の頃を思い出した

 

あれは、小学生のとき

 

私は、母と弟と隣町のデパートに向かっていて

道の途中で弟とケンカをして

私だけ母に

「帰りなさい」

と言われてしまった

 

どうしても、隣町のデパートのペットショップにいる文鳥を見たかった私は

家に帰らず、お金が無かったから歩いて隣町まで行った

 

行きは良かったけど

帰り道は真っ暗で、怖くて泣き出したいのを必死でこらえて

歩いて帰った

 

当然ながら、母には、ひっぱたかれた

 

父は、こう言ってくれた

「よく1人で歩いて行けたねぇ」

 

私は父に抱きついて、ワーと泣きました

 

昭和生まれの日本人だから、親とハグするって事は無い

たったあの時だけ

 

私にぎゅーとしがみついて泣くリンが

大きくても、何だか小さく弱く

愛しいなと思いました

リンの頭をポンポンと撫でる夫も

きっと、そうだったでしょう

 

あと、大好きなクレイジーケンバンドのあの曲も、思い出しました!

この曲を、リンに捧げたい

youtu.be

 

リンはこの数ヶ月、家族と確執があって、悩んでいました

 

なぜ、確執が生まれたのか?

 

リンは本当の事を言わなかったけど

だいたい、察しはついています(笑)

 

この数ヶ月

私も夫も、そしてポラリックスのみんなも

リンの事が本当に心配だったし

私と夫は、リンと別れる覚悟で何度も叱らなきゃならなかった

 

リンは泣きながら小さくこう言いました

「お父さんが、次の休みには帰って来いって、言ってくれたんだ」

 

よかったねぇ

本当によかったねぇ

 

きっと、リンはもう大丈夫でしょう

 

いつか、夫が言っていた

 

リンは弱虫のマンガの主人公のようだと

でもきっと

マンガの主人公のように復活するだろうと

 

私と夫も、また、両親の心を学びました。

無償の愛とは、相手に期待しないこと

ただただ、幸せを願うこと

 

それって、死ぬほど難しい

 

 

 

 

ノリは最近、様々な仕事を抱えて大忙し。

少し前、一度だけ弱音を吐いたことがありました。

「疲れた、ストレスだ」

弱音を吐く事がない男なので心配しましたが

数時間後、ノリはこう言いました。

 

「疲れたし、大変だったけど

俺は少なくとも自分には勝ったよ」

 

君は、たいした男だ

 

 

 

ロイは、なんとインタビューしてもらいました!

https://lifeart-gallery.com/2018/09/10/gv-lux/

 

私たちからすると

どうしても無邪気で(良く言えば)天真爛漫な子・ロイですが

こんな一面もあるのだなと

第三者から見たロイが新鮮で、力強くて、とても嬉しかったです。

 

 

このパーティーの日、偶然にもヤンがCSAに来て1年記念日でした!

ボリャさんの仕事は、ヤンが引き継ぎます。

 

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「ポラリックス」

 

いろんな山を乗り越えて

次のステージへ向かっています!

 

 

私も、行かなきゃ

次のステージへ